サントリーワイナリーの超高級貴腐ワイン「ノーブルドール」を試飲

こんばんわ。無性にワインが飲みたい夫です。

山梨県は甲斐市にあるサントリー登美の丘ワイナリー。急な傾斜のある坂道をノロノロと登っていくと、見晴らしの良い高台と共にそれは現れる。

このワイナリーに、マツコの知らない世界で、マツコも絶賛した貴腐ワイン「ノーブルドール」があるのだ！
せっかく山梨まで来たので、見てみたいと思い、遠路はるばる行ってみたのでご紹介したいと思います。

サントリー登美の丘ワイナリーの基本情報

想像以上に山の中にあります。自動車じゃないと行くには無理かと思います。

店舗情報

店舗名	サントリー登美の丘ワイナリー
住所	〒400-0103山梨県甲斐市大垈（おおぬた）2786
営業時間	9:30～17:00（最終入場 16:30）
休業日	火・水曜日 ※8月～11月は水曜日のみ
休業期間	1月～3月下旬

サントリー登美の丘ワイナリーへの行き方

＜車の場合＞

中央自動車道の「双葉スマートIC」「甲府昭和IC」「韮崎IC」のいずれかになりますが、ETC搭載車であれば「双葉スマートIC」が最も近いです。

ICを降りてからが、少しややこしいのですが、バス用ルートと自動車用ルートがあり、バス用ルートに間違って行きがちです。
というか、まんまとバス用ルートに行ってしまいました・・・
なぜかバス用ルートからは入れてくれないのですよね。
どちらにも標識があるのでややこしいです。

1杯2,000円の「ノーブルドール」を飲んでみた！

道を間違えたものの、ようやく到着。

結構な坂道を登っていくと、そこには絶景が広がっていました。
飲む前から気分がいいですね！

ワイナリーの周りにはぶどう畑が広がっています。
秋であれば実際にぶどうがなっているので、品種ごとの形の違いを見ることができてなかなか良いです。

ワイナリーの目の前からは甲府盆地が一望できます。天気が良ければ富士山も見える。

で、肝心の貴腐ワインの試飲です。

あまり調べずに行ってみたのですが、その値段をみて「！！！！」となりました。

ボトル1本の値段が54,000円（税込）。試飲20mlがなんと2,000円！！！

【100余年の歴史を持つ日本ぶどう100% の日本ワイン】日本ワインサントリー登美の丘ワイナリー登美ノーブルドール 2008 750ml

posted with カエレバ

サントリー 2017-05-16

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たけえ！たけえよ！！！！

2,000円といったら、そのへんのワインのボトル買えてしまう値段ですよ、奥さん。

だが、ここまで来て、飲まないわけにはいかない。
が、その前に、まずは普通のワインで喉を潤すｗ
午前中から酒が飲めるなんて最高！休日万歳！！

この時試飲したワインは「津軽産ソーヴィニヨン・ブラン2017」「塩尻マスカットベリーA2016」「岩垂原メルロ2015」でそれぞれ金・銀・銅賞を取ったという3点セットで1,000円。

山梨なのになぜ「津軽産」のぶどうを？　と思ったのだが、キリっとした味わいで美味しい白ワインだった。
けっこうな酸味を感じるのだが嫌な感じではなく、ほどよく甘い。旨いです。

まさにベリーAという感じ。でも、そのへんのベリーAより洗練されてる。

どれも旨かったが、私はフルボディが好きなので「岩垂原メルロ2015」が一番良かった。
標高700m以上の岩場で栽培したブドウを使用しているとのこと。ぎゅっと濃縮された味わいで旨い！

さて、いよいよ本題の「貴腐ワイン・ノーブルドール」の試飲です。

スタッフのお姉さんの薀蓄をきく。

ちなみに貴腐ワインとは

貴腐（きふ）とは、白ワイン用品種のブドウにおいて、果皮がボトリティス・シネレア(Botrytis cinerea[* 1]) という菌（カビ）（灰色かび病も参照）に感染することによって糖度が高まり、芳香を帯びる現象である。貴腐化したブドウを「貴腐ブドウ（きふぶどう）」と呼び、それを用いて造られた極甘口のワインが「貴腐ワイン」と称される。

引用：wikipedia

ということで、超カンタンに言うと、白ぶどうにカビが生えるので、その状態をギリギリまで保ったところで収穫してワインにしたもの。となります。

まさに「腐りかけが旨い」というやつですね。
名前の通り、高貴に腐ったワインということです。

カビが生えてるぶどうの写真をみると、ちょっと気持ち悪いのですが・・・^^;
まあ、納豆みたいなもんだと思えば大丈夫かと。